小説があった

  十年以上前になりますが、急に小説が書きたくなって四百字詰めで三百五十枚の作品を書き上げました。作品の出来栄えはさておき、乗っているときは一日に五十枚も書くことができました。「痛快セクシャルコメディ」と銘打った私初の中編小説はある賞に応募したものの選に漏れました。どうもジャンルが違う公募だったようで若者向けのライトノベルでなければならないのに中高年が喜びそうな作品だったのです。今読み返してみると、なかなか面白いので、眠らせておくのは罪と思っています。文学的評価がつくかどうかは読者の皆様のご意見次第ということになります。もう一度推敲をしてから発表いたしますので今しばらくお待ちください。